先日地磯に青物を狙いに行って撃沈してきたつっちゃんです。
なかなか青物には出会えません。
さて、この日は平日なのでいつもどおり浜への釣行。
今回は県内からたびたびお越しいただく女性アングラーの方たちと一緒に入りました。
この女性は1年以上前から七里御浜でヒラスズキが釣りたくて通い続けてくれており、毎回ひたすらストイックに投げ続けているものの、残念ながら未だに釣り上げたことがありませんでした。
私もなんとか協力したいと思って、よくご一緒させていただくのですが、これまで釣らせてあげることができず・・。
この日は浜に出ると程よい波気で海の状況は悪くなさそう。
チャンスはおそらく暗い時間。
4時30分から投げ始めます。
私は先発はシャローランナー90fのアカキン。
光量が少ないのと少し濁り気味?な感じがしたので目立ちやすいカラーにします。
移動しながら払い出しのある場所を打っていくと開始早々の4時40分。
少し波待ちをしてからキャストし、ゆっくりタダ巻きをしていると
クンッ!
イメージしていたよりも沖の方でバイトがあってちょっとびっくり。
しっかり合わせると元気よく走りだしました。
この時期のヒラスズキはたくさん食べて元気があるのでよく引きます。
慌てずゆっくり時間をかけて寄せて無事ランディング。
50センチくらいのヒラスズキでした。
まだまだ魚は出そうな雰囲気でしたが、私は1本釣れて満足できたので、そこからはアシスタントに徹しようと考えました。
ここ数回で払い出しなどの攻めるべきポイントやリトリーブスピード、食わせるタイミングなどのイメージが出来てきたみたいだったので、少しだけアドバイスをしながら付いていました。
使ってもらっていたのはシャローランナー90fのレッドヘッド。
そして、その瞬間が訪れました。
キャストしてから少ししゃべりながら巻いていると、リールを巻く手が止まり、ティップが入りました。
来た!!
これはバラシてほしくなかったので、とにかく焦らずゆっくり寄せようと声かけ。
あとは、エラ洗いしないように竿を倒し、高い波が来た時はラインが砂利に巻かれて切れないよう竿を立てたりするようアドバイスしながらファイト。
私の方が焦っていて呂律が回っていなくて、たぶんちゃんと伝わってない笑
そして、最後は波に乗せて魚体がすべて陸に上がったところで私が直接キャッチするためにダッシュ。
一番フックが外れやすいのがこの状況なので、躊躇はしていられません。
うまく一発でフィッシュグリップでつかむことができ、無事キャッチ!
ヒラスズキを持っていってあげると、まさかの大号泣。
1年以上かけてようやくキャッチしたヒラスズキの感動はきっと計り知れないものがあったでしょう。
私もちょっとウルっとしちゃいました。
そうこうしているうちに、いつもこの方を応援し、協力してくれている方々も駆けつけて祝福。
本人のあきらめない努力と多くの人の協力、応援があって、ついに念願のヒラスズキを釣ってもらえてよかった!
その様子は一部始終を撮影していたので、ぜひ動画でご覧ください。
今日は改めて釣りがもたらしてくれる喜びや感動に触れることができた日となりました。
私もそんな感動できる魚に出会っていきたいです♪
使用タックル
ロッド:ツララ TULALA Harmonix ハーモニクス Staccato スタッカート 810MSS-HX