つっちゃんです。
最近更新が控えめなのは察してください(T-T)
さて、今回は番外編。
私がショアジギシーズンや磯でメインとして使っているネッサですが、
これまでネッサCI4+を使用してきましたが、先日2020年8月下旬に発売されたネッサエクスチューンを購入したので、これまでの使用感をインプレ的に報告したいと思います。
あくまで個人的な感覚ですのでご了承ください。
まずはネッサエクスチューンの特徴を見てみましょう。
ネッサエクスチューン(NESSA XTUNE)
以下SHIMANO公式ページから引用
サーフにおける対応力を磨いた、信頼のハイスペックロッド
軽さと強さを高次元でバランスさせた、シマノ・サーフルアーロッドのハイスペックモデル。小型ミノーから、ヘビーウエイトジグまで1本でこなす汎用性の高さが特長で、複数本のロッドを持ち歩けないサーフゲームにおいて、大きなアドバンテージとなる幅広い対応力を追求しました。進化した基本構造、スパイラルXコアとハイパワーXを搭載することにより、キャストやファイト時におけるネジレを抑え込み、ブランクスがもつ本来の性能をフルに発揮することが可能になりました。不意に訪れるランカーサイズとのファイトでも、相手に主導権を与えないスピーディなファイトをサポートします。また、カーボンモノコックグリップを搭載することにより大幅な軽量化と高感度化を達成。シマノの最新技術を惜しむことなく投入することで獲得した粘りと強さで、アングラーに安心感を与える高性能サーフロッドが誕生しました。
技術特性
■スパイラルXコア
■ハイパワーX
■Xガイド エアロチタン(S104Mのみ)
■カーボンモノコックグリップ
■ナノピッチ
■CI4+リールシート
■スクリューロックジョイント
■Gクロスプロテクター
ネッサエクスチューンは2020年8月に発売されたネッサシリーズの新しいモデルです。
ネッサといえばヒラメなどのサーフゲームに重点を置いたロッドで、1本でジグからミノーまで幅広く投げることができるような設計となっています。
その中でもエクスチューンは最新の技術を投入することで「粘り」と「強さ」を獲得した高性能ロッドということです。
グレードとしては上位から
1 ネッサリミテッド
2 ネッサエクスチューン
3 ネッサCI4+
4 ネッサBB
の順番ですので、新たに上から2番目にラインナップされたということですね。
CI4+とのスペックの違い
それでは私がこれまで使っていたCI4+との違いを見てみましょう。
まずは技術特性ですが並べてみると以下のとおりです。
特筆すべきは
スパイラルXコア
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれ、あらゆる方向に対し、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自のスパイラルXに、東レ(株)ナノアロイ®テクノロジーなどによる高強度材を用いたカーボンスリットテープを使用した基本構造です。
カーボンモノコックグリップ
NESSA LIMITED専用に開発された新形状リアグリップをベースとしたカーボン一体成型グリップ。中空構造がもたらす軽さと高感度が特長。絶妙なエッジ形状はホールド力を高め、キャスト精度と飛距離向上をサポート。機能だけでなく美しさも兼備するデザインです。
スクリューロックジョイント
継部の固定力を高めつつ、外しやすさも両立した特殊加工の継仕様。ロッドを継ぐ際にひねると、ネジのように締め込まれることで固定力が高まり、継目が抜けにくくなります。外す際は反対方向にひねると固定を容易に解除できます。
かと思います。
スパイラルXコアとカーボンモノコックグリップは最上級のリミテッドに搭載されており、スクリューロックジョイントに至ってはエクスチューンが初搭載となっています。
これだけでお買い得感が高くなりますね笑
次にラインナップです。
簡単に以下の通りにまとめてみました。
パッと見ですが、エクスチューンの方が汎用性が上がっているラインナップに見えます。
S100MH+を除いてすべて長さ硬さが違うのが驚きです。
種類は減っているもののネッサのコンセプトをより磨き、厳選したという感じがしますね。
ちなみに金額は
CI4+は約3万円と手が出しやすい金額に対し、エクスチューンは約5万というなかなか手が出にくい金額。
私にはリミテッドなんてのはとてもじゃないけど買うことはできません笑
CI4+とエクスチューンの使用感の違いは
スペック的な違いは分かり易いですが、実際に使った感じがどう違うのか。
私が感じたことをご紹介します。
私がこれまで使ってきたネッサCI4+S100MH+と新たに購入したネッサエクスチューンS100MH+の違いを見てみましょう。
と、その前に
そもそも、私がなぜこの竿のこの固さを選んだのか。
これまでも度々書いてきましたが、簡単に言うと
私のホームが七里御浜というサーフのためガチの強いタックルが必要ないことから、
・軽さ重視
・ある程度軽いルアーから重いルアーまで投げられる
・磯でもある程度戦える強さも備えている
という条件で竿を探していたときにネッサCI4+S100MH+に行き着きました。
ネッサCI4+S100MH+は非常に使い勝手がよく、1年半くらいですが沢山の魚を釣ってきました♪
サーフではもちろん大時化の中、磯でヒラスズキも釣り上げられましたし、磯でメジロ、ワラサも釣りました。
パワー的にも磯でもメジロクラスであれば十分戦えます。
ちなみに根魚にも十分対応可能です。
とても使いやすくていい竿です。
そして、今回ネッサエクスチューンを購入するにあたって、唯一同じスペックが残ったS100MH+にするか、たまに長さ、繊細さが欲しいと思ったことがあったので、S106MHにするかちょっと迷いました。
しかし、やはりネッサで青物メインに釣りをするからにはパワーが欲しいと思い、使い勝手でも文句がないS100MH+にすることにしました。
ネッサCI4+S100MH+とネッサエクスチューンS100MH+
そんなこんなで購入したエクスチューンですが、CI4+とどう変わったでしょうか?
当然長さ、扱えるルアーの重さに変わりはありません。
自重やリールシートの位置、カーボン含有率が若干変わっているのはふんだんに盛り込まれた技術特性によるものでしょうか。
スペック上はあまり変わらないように見えます。
では、実際の使い勝手はどうでしょうか?
まずは持った感じはCI4+に比べて自重は増えているにもかかわらず、リミテッド譲りのバランス調整のおかげか軽く感じます。
キャスト性能
エクスチューンはキャスト後のティップのブレがピタッと止まるようになりました。
これはスパイラルXコアが搭載されたことによる恩恵でしょう。
おかげで重めのジグなどはさらによく飛ぶようになったと思います。
ただ、一方でティップがシャキッとしたことにより軽いルアーは若干投げにくく、繊細な操作がしにくくなったのではないかと思います。
操作性
前述のとおり、重たいジグなどは投げやすくなり、当然操作性も向上しているので30gから40gのジグは非常に扱いやすいと思います。
シャクるのも問題ありません。
一方で私は青物やヒラスズキを狙う際にシャローランナー90fを使用することが多いのですが、10gしかないシャローランナーはタダ巻きはできても、ティップで行うちょっとしたトゥイッチなどの繊細なアクションは難しくなるかもしれません。
なお、これまであまり使ってなかったですが、ダイペンやポッパーなどのトップ系の操作性も変わってくるかもしれません。
また、ティップの張りが強くなったことで、どちらかというと「掛け」寄りになったのではないかと思います。
ヒラスズキはまだ釣ってませんが、CI4+だとバイトがあればティップが入って乗せてくれてましたが、エクスチューンは積極的に掛けていかないとバイトをはじくのではないかと少し心配です。
そういう点では上級者向きなのかもしれませんね。
この辺はあくまで現時点での印象であって、今後釣っていく中で印象が変わるかもしれません。
ティップでの操作性についてはエクスチューンの106mhにすることで、パワーは多少犠牲になるかもしれませんが、もしかしたらより繊細な動きに対応できるかもしれませんね。
パワー
参考になるかわかりませんが、以前なんとなく撮った動画をご覧ください。
ちょっとわかりにくいですが35センチくらいのツバスがダブルで掛かりましたが、ティップがちょっと曲がっているだけで楽勝モードです。
ただ、パワーに関してはもっと大きい魚を釣ってみないとわかりませんね。
まとめ
ネッサエクスチューンではまだまだ大きいサイズの魚を釣っていませんが、これからの時期に活躍してくれそうな予感がします。
エクスチューンはCI4+に比べていろんなところでパワーアップしたものの、ある意味でより研ぎ澄まされたことによって私にとって使いやすかった部分は変わってしまった感じがします。
特にS100MH+はある意味で使い方がすこし狭くなったかもしれません。
この辺はもっとS100MH+を使い倒していかないと判断できませんので、これからもガンガンエクスチューンを使っていきたいと思います。
もちろん竿自体は素晴らしいものに間違いありませんので、特にネッサエクスチューンへのグレードアップをお考えの方はロッドの張りが強くなった部分を踏まえて、それぞれの使い方にあった固さ、長さを選ぶとよいかもしれませんね。
エクスチューンでの釣果
まだサーフで活躍するほどのサイズの青物が回ってきていないので、購入してからは磯での根魚ばかりの釣果です。笑
流石にこのサイズの根魚などにはパワーで負けることはありません♪
これからももっと釣果を伸ばせるように頑張ります!