土曜は磯へ行っていたつっちゃんです。
波と雨がひどくて早々に退散しました。
さて、この日は前日の寝る直前まで浜に行こうと考えていました。
前日の夕方に浜の様子を見に行くと、波が少し落ちてきていたので、翌日までに吹く西風でさらに波は落ちるだろうと考えていました。
状況的には浜はフラットになり、ブレイクが遠くなっているのはあきらか。
一日降った雨で川からは濁流が流れ出ている。
濁り自体がヒラスズキの活性に対して与える影響は分かりませんが、個人的にはよほどのことがない限りは活性を下げることはないような気はします。
釣りになればチャンスはあるかも・・。
布団に入り、明日はどうやって攻めようか考えていましたが、windyとにらめっこをしていると・・・
「あれ?明日磯ヒラ日和じゃね?」
なぜか最初から磯を視野に入れてなかったのですが、ふと磯のことを思い出し、好条件になるかもと考え、すぐに布団から出て、持っていくタックルをすべて入れ替えました。
そして、朝3時半には起きて家を出て、山を歩いて4時30分頃到着。
歩いている途中から音で気付いてはいたのですが・・・
波がやばい(-_-;)
今までの中で一番ウネリが高かったのではないかと思えるくらい波が高く、サラシは濃いっていうものではないくらい常にサラシだらけです。
とりあえず、暗いうちは危険すぎるのでしばし待機。
海を見ていると明るくなったら帰ろうかとも思える状況。
とりあえず、投げる準備だけはして波の上がってくる位置やサラシの状況を観察します。
そして、ヘッドライトがなくてもはっきりと回りが見えるようになった5時過ぎから投げ始めることにしました。
ただ、常時サラシが濃すぎて投げるタイミングがありません。
ヒラスズキ狙いであれば普通はサラシが出ているタイミングで投げるものですが、濃すぎるとむしろサラシの切れ間に食わせるというのがセオリーになります。
今回最初に投げるのはシルエットは大きめで、足場が高い位置からでも足元まで引けるミッドダイバー115fのレッドヘッドです。
サラシが落ち着くタイミングを計りますが、全然そんなタイミングがありません(-_-;)
ほとんど見ているだけで時間が過ぎ、たまに投げてはみるものの案の定反応はありません。
30分ほど経ちましたが、たぶん10投も投げてなかったのではないでしょうか。
今度はさらにサラシの薄くなっている場所へ移動します。
日がずいぶん上り明るくなったので、ここでルアーをミッドダイバー115fのコノシロカラーに変えます。
払い出しで沖へ伸びるサラシの場所へ移動し、手前から沖に向かって入っている沈み根の際に沿ってサラシが薄くかかっているタイミングでキャスト。
タダ巻きしてくると沈み根の際で下から突き上げるようなバイト。
今回はしっかり食ってくれました。
今回は足元での根ズレを避けるようにドラグを絞め気味にしていたうえに足場が5mくらいと高かったのでエラ洗いをされたときはヒヤッとしましたが、なんとか耐え、足元まで寄せます。
しかし、サイズ的にも足場が高すぎて抜きあげることはできません。
なんとか一度陸に上げたいので、大きな波が来たときに勢いで3mくらい下の陸地にランディング。
ただ、そこからキャッチするためには少し前に出て、ラインを持って垂直に引き上げるしかありません。
前に出ると波をかぶる恐れと、もたもたしていたらフックが外れる恐れがあるので、タイミングを見て、間髪いれず前に出て引き揚げます。
幸い暴れずにスッとあがってきてくれて無事キャッチ!
やったーー!
久しぶりの磯ヒラです。
何度もチャレンジしては撃沈してきましたがようやくキャッチすることができました。
サイズは50センチと決して大きくはありませんが、うれしい♪
というか、ランディングのことは後回しにして、切り立った崖の上から投げていたので、むしろこれ以上のサイズだったらキャッチできていなかったかもしれません笑
そして、この1匹を釣った後も、少し投げていましたが、やはりほぼ釣りにならないため、かなり早めの6時20分に納竿としました。
今朝は1時間ちょっとでたぶん20投くらいしかしていません。
まぁヒラスズキは回数を投げればいいというものではないのでこれでいいのだと思います。
いずれにせよ、少ないチャンスをモノにできたのでよかったです♪
磯ヒラは楽しいです!
またチャレンジしたいと思います!
使用タックル
リーダー:デュエル BIG フロロカーボン 8号