つっちゃんです。
今回の番外編の内容はネット通販でリールを購入するうえでのリスクについての経験談を書かせていただきます。
さっそくですが、私は2020年1月にシマノのハイエンドリールである18ステラ4000をネットで購入しました。
しかし、その個体は大ハズレ。
返品する騒動となりました。
ステラを購入
まず私がネットでステラを買ったきっかけについてお話しましょう。
私はこれまでショアジギングにはツインパワーXD4000XGを使用していました。
ツインパワーXDはリールとしては申し分ない性能です。
何より私はショアジギタックルを年間100日くらいは使うことになります。
そのため、剛性の高いリールが求めており、タフを売りにしているツインパワーXDは私にとって理想のリールでした。
しかしながら悪魔は囁きます。
「年間釣行回数が多いなら1番高いリールを使ったっていいのでは?」
ツインパワーXDももちろん素晴らしいですが、上には上がいます。
そう。
シマノ最高峰のリール「ステラ」です。
誰もが憧れるステラはきっと巻き心地も剛性も素晴らしいものなんだろう。
そして、なにより所有していることに満足感を覚えるだろう。
と
コスパを取るか満足度をとるか。
そんな葛藤を実はずいぶん長い間してきました。
それでも欲望を抑えこんで過ごしていたある日。
ネット通販を見ていたら18ステラ4000番が約69,000円にポイントが40%も着くという場面に出くわしてしまいました。
つまり実質40,000円程度でステラが買えるという訳です。
これには流石の私もポチらずにはいられませんでした。
そして2020年1月15日に注文をしてしまいました。
ステラと違和感
ワクワクすること数日。
ついにステラが家にきました。
巻いてみた感じはスルスルって感じでとても好感が持てました♪
さすがハイエンドリール。
2年間酷使されてシャリシャリ鳴り始めていたツインパワー XDとは大違いです。
そして、嬉しくなってステラを持ち、何度か釣行へ。
ステラへのお布施効果か、順調に釣果を上げることができました♪
しかし、徐々に異変に気づきます。
ん?
なんか巻きが滑らかじゃない・・。
おかしい?
ステラなんてものを一度も巻いたことがなかった私でしたが、さすがに違和感を覚えました。
友達にも巻いてもらった明らかにおかしいと。
ショップへ問い合わせ
そして、購入したショップに問い合わせをしました。
2月12日に問い合わせのメールを送ったところアフターサービスに出すので着払いで送ってくれとのこと。
その日のうちに送って2月18日にショップに届いたと連絡がありました。
アフターサービスには2週間程度かかるというので仕方なく待ちます。
しかし、その後音沙汰がなく、痺れを切らして連絡しようとしたら3週間ほど経った3月6日にようやくアフターサービスが終わって店に返ってきたと連絡がありました。
おかえりステラ、しかしまたも不具合
そして、送ってから約1ヶ月経った3月7日にようやく私の元に帰ってきたステラ。
修理明細にはピニオンギアとドライブギアの交換とクリアランスをしたと書いてありました。
正直この明細を見て部品代と工賃がかかっているのが気になりました。
初期不具合ならそこは無料にならないのかな?と。
実際ツインパワーSWも不具合があって出したときは確か何も入ってなかったはず・・。
まぁそれでもこれで再び滑らかな巻き心地が帰ってきたと思いました。
そしてステラを連れて再び何回か釣行に出ました。
しかし、ステラを使っていて、またもシャリ感が出てきたのです!
さすがに私も嫌気がさし、3月27日に再びショップに問い合わせました。
すると、ショップからは再度アフターサービスに出すということでした。
また1ヶ月も使えない時間を過ごすのは嫌だった私は返品のお願いをしました。
ショップからはシマノに連絡をするからとりあえず送ってくれということだったのですが、どちらにせよ手元に置いておいても仕方がないので3月29日には送っていました。
使用したリールでも返金されるということ
そして、4月3日に連絡が来て、理由は言いませんでしたが返金するという話になりました。
※ちなみに返金額の積算が間違っていたので指摘しました。
使用済みのリールに対し返金対応するということはショップ側がそのリールが不良品であるということを認めたことになります。
ネット通販は初期ロットを回してくるとか、整備済み品を送ってくるとかいろいろありますが、本当なのかもしれませんね。
最初に製造番号を見ておくべきでした‥。
本来高い商品が安くなるというのはいろんな理由があるはずです。
ステラを店舗で再購入
そして、本日地元の釣具屋でステラを改めて購入しました。
実際に巻いてみて巻き心地も問題ありませんでした。
正直値段はネットで買うよりもずいぶん高かったです。
ても、もし万が一何かあっても、これならすぐに相談できます。
なによりちゃんと店で買うと客としての扱いが一気に良くなります笑
私は追い金分は釣具屋での私の客としての評価の向上と何かあったときの保険みたいなものだと考えました。
そうすることで店舗とネットで購入する差額は決して高いものではないと割り切ることができます。
ネットでリールを購入するリスク
私がこの記事を書いたのは決してネットで何かを買うのをやめた方がいいということではありません。
実際私もネット通販はよく使います。
しかし、特にリールという繊細で精密だからこそアタリハズレがあり、長年使うものを購入する場合にはしっかり考えてから購入されることをオススメするということです。
ネット通販のデメリットはやはり買うまでに直接さわれないことと、何かあったときにとても時間がかかるということです。
今回、私の場合は幸い返金してもらうことができましたが、もしかしたらショップによっては泣き寝入りするしかない場合もありえます。
私はこれを機に、良いものは多少高くても信頼できる釣具屋で買おうと思いました。
みなさんも特に高い買い物をする場合はいろんな要素を含めたうえでどこで買うかを決めてみたらいかがでしょうか。
さぁ新しいステラをお迎えしたことですし、これでまたたくさん魚を釣っていきたいと思います♪